コロナ太りなんて言葉が近年流行っていますが、ダイエットしようなんて思っても中々始められなかったり、続けられなかったりなんてこともあるのではないでしょうか。
そこで今回はダイエットで成功するための方法を心理学も用いて分かり易く説明致しますので、よろしくお願いいたします。
太ってしまう原因
まず太ってしまう原因というのは、睡眠の質から来ています。
〈ブルーライト〉という言葉を耳にしますが、ブルーライトには睡眠を妨げる効果があり、それにより睡眠不足に陥り、睡眠の質が下がってしまうというわけです。
ブルーライトはスマホの光が主と思われていますが、実は部屋の照明やテレビの光など人工的に作られた明かり(人工照明)にはブルーライトが使われています。
睡眠不足による影響は大きく面白い研究があるので紹介致します。
人工衛星で夜間照明のレベルを測定し肥満率との関係を調査する研究
人工照明の普及率と各国の肥満率を比べた結果、人工照明が全くない国と人工照明が普及している国とでは肥満率が普及している国のほうが900%も増加している
つまり、現代科学が発達している国ほど肥満率が高いということが分かりました。
では、スマートフォンやテレビを見てはいけないのか?
そういうわけではありません。それについて次で詳しく解説いたします。
睡眠の質と肥満の関係性
睡眠不足には、判断力を鈍らせる効果があります。
読者の皆さんにも、
- 夜中お腹が空いて気付いたら食べ物を食べてたなんて経験はありませんか?
- 晩酌をしないと寝付けないなんて人も多いのではないでしょうか。
これらは、睡眠の質の低下とともに脳が誘惑に負けてしまうためこれは体に良くないという判断ができなくなりこういった行動を起こしてしまうのです。
食べ物だけではありません。
眠い時間に明日期日の課題を出さなくてはいけない〇〇時まで寝て起きたらやろう!というのも一見意思のように見えますが、”起きれないかもしれない”や”この量普通に考えたら間に合わない”など少し頭を回せば分かるのになんてことなども脳が誘惑に負けてしまういい例です。
つまり、睡眠と肥満は深く関係しているのです。
睡眠の質を低下させないために
では睡眠不足を解消するためにはどうすればいいのでしょうか
簡単にできることを紹介します
まず、ブルーライトカット眼鏡を使うことです。
ブルーライトカット眼鏡はUVEXのように98%以上ブルーライトをカットしくれる商品もありますが、視界がオレンジになってしまう点があります。
筆者がお勧めするのはPC用眼鏡です。
PC用眼鏡でも、ブルーライトを50%以上はカットしてくれるので全く問題ないです。
ブルーライト眼鏡をかけた時とブルーライト眼鏡をかけなかった時の睡眠の質の違いを比べた研究があるので紹介します。
午後8時以降にブルーライト眼鏡をかけて過ごした人と全く欠けなかった人のメラトニン分泌量を比べた実験があります
ブルーライト眼鏡なしメラトニン分泌量16,1pg/ml
↓58%UP
ブルーライト軽減眼鏡メラトニン分泌量25,5pg/ml睡眠に入るまでの時間も10分以上も短縮された
また、認知テストの結果も睡眠の質に伴って向上していることがわかった
このように、午後8時以降にブルーライトカット眼鏡をかけるだけでも睡眠の質が上がることがわかりました。
※メラトニンとは、「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、身体のリズムを調整し、睡眠を安定させるのに大切な役割をもっています。
<メラトニンの役割>
副交感神経を優位にして、覚醒から睡眠に切り替え、入眠をスムーズにする
メラトニンは、日中は分泌が抑えられ、夜間に増加します。就寝時刻の1~2時間前から徐々に増えていき、起床時刻の30分ぐらい前に最高値となり、その後低下していきます。
その他にも、スマホの画面をナイトシフトにするや、部屋の電気を暖色系の色にするなども睡眠の質が良くなるのでお勧めです!
ダイエットできつい運動するのや食事制限するのもありですが、まずは根本的な部分を治す努力をするのもありだと思います。
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